歯科まめ知識

投稿日：2023年8月18日

皆さんこんにちは😽

本日はエナメル質形成不全についてご紹介したいと思います！

以前投稿したホワイトスポットの内容の中に登場しており、簡単にご説明させて頂きましたが、より詳しく解説していきます✨

エナメル質形成不全とは名前の通り歯の表面にあるエナメル質がうまく形成できていない状態を言います。白色や茶色をした部分があり、乳歯、永久歯共に見られます🦷軽度の場合は現局的な変色があるだけですが、重度になるとエナメル質の表面に環状のくぼみ、不規則なクレーターが生じ、エナメル質の大部分が形成されないこともあります😥

エナメル質形成不全はどんな原因が考えられるのでしょうか？

①全身的な要因

胎児期、つまり母親の妊娠期に何らかの全身的障害（例えば、母体の栄養障害、病気、内分泌異常、感染、代謝異常、特定薬物の長期継続投与、ホルモン異常、ビタミン不足､など）で歯の形成、成長が一時的に阻害されることによりエナメル質形成不全が起こります😣
全身的な原因による時は､１本だけではなく複数の歯に症状が出てくることが多いです。多くの場合，左右対称に現れると言われています。

②局所的な要因

乳歯に外傷を受けた場合、乳歯のむし歯が大きく長期間化膿状態であった場合、後続する永久歯に影響が出てエナメル質形成不全がみられる事があります⚠️１～２歯に限局し，左右対称に認められることは少ないです。

対処方法としてはフッ素の活用、レジン充填、被せ物などが挙げられます🫧軽度の場合になりますが、定期的にフッ素を塗布したり、フッ素入りの歯磨き粉を使用し歯質強化を促します。重度の場合、その部分をプラスチックで覆ったり、被せ物で見た目も綺麗にすることができます🙌

お口の中で気になることやご不安がある方は歯科医院でご相談されることをおすすめします🪥定期的なメンテナンスで健康な歯を保ちましょう👻

 

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