歯科まめ知識

皆様こんにちは😽

今回は災害時の口腔ケアについてお話ししたいと思います。

地震などで断水が起きてしまった場合、まずは飲み水が優先されるため貴重な水を歯磨きに使うことがためらわれます。

お口の中を清潔に保てなくなると、どのようなリスクがあるのかご説明します。

避難所に届く支援物資はエネルギーを蓄えるためにも甘いものが多く、歯を磨かない状態でいると虫歯になるリスクが高くなり、糖尿病などの全身疾患のリスクも上がります。

歯磨きが後回しになることで歯周病が進行しやすく、さらに口腔内の細菌などが誤って肺に入ってしまうことで誤嚥性肺炎を引き起こすリスクも出てきます。

水が使えない場合は、ティッシュやハンカチなどを指に巻き付け歯をこするようにして汚れを拭き取りましょう。

少量の水が使用できる場合は、まずその水で歯ブラシを濡らして歯を磨き、ブラシが汚れたらティッシュなどで拭き取ります。

これを繰り返し、ブラシに汚れが付着しなくなってきたら残った水を使い２～３回に分けて口をすすぎます。

水を使わない液体歯磨きも販売されており、長時間の殺菌効果もあるためうがい後もお口の中を清潔に保つことができます。

備蓄用として５年間の長期保存がきく使い切りタイプのものも販売されています。

もしもの時の為に、防災バッグなどに準備しておくことをおすすめします🎒

非常時だからこそ健康を保つために、知識として備えておくことも大切です🫧🪥

 

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